Coursera(コーセラ)とは?
Coursera(コーセラ)とは、有名な企業(GoogleやIBMなど)や海外大学がオンラインで学習できる教材を提供しています。コースや修了証、学位など目標に応じて、教材を選べるようになっています。学習できる科目もIT系だけでなく、ビジネスや生活に役立つコースも準備してあります。
料金は受講する教材の種類によって、異なります。短期間で受講できるコースは無料のものもありますが、期間が長くかかる学位のようなものは、値段も一般的な学校と同じくらいかかります。
私は今回、中間的な資格であるプロフェッショナル認定書(Professional Certificates)という資格を取得しました。料金は、月額39US$(4000円)で、ほとんどの学習者は300US$(約4万円)未満で完了するようです。
※私が資格を取得したときは、PC(ブラウザ)から登録したら、39US$になり、アプリから登録したら4000円でした。
私の場合は3か月で終了したので、合計で約12,000円かかりました。
海外の資格を取得しようとすると一般的に300$程かかるので、海外の資格にしては安い方かと思います。
短期集中で1ヶ月で終了できれば、かなり安く済みますね!
色々な言語で教材が準備してありますが、日本語の教材は少ないので、多少は英語を理解できた方がいいと思います。しかし、ブラウザ上でGoogle翻訳もできますし、ビデオ教材のテキストも表示、翻訳でき、自分のペースで進められるので、そこまでハードルは高くないと思います。
Google Data Analyticsプロフェッショナル認定証とは?
Google Data Analyticsプロフェッショナル認定証とは、Googleが提供しているデータ分析の初心者向けの資格です。分析の基本的なステップや仕事の進め方(プレゼンテーションや問題解決)また、SQLやRについても学習できます。
仕事に必要な知識を幅広く勉強できます。しかし、実際にツールや分析をマスターするには、実際にコーディングをしたり、分析を行う必要がありそうです。
この認定証の取得には、8つのコースがあり、1コース内に4週間(4項目)分の教材が準備されており、各週とコースの最後にテストが準備されており、テストを80%以上を取得すると完了したとみなされます。全コースは、以下のような内容でした。ちなみに、教材やビデオ教材を見なくても、すぐにテストをうけることもできます。
<コース一覧>
- Foundations: Data, Data, Everywhere(コースの概要説明)
- Ask Questions to Make Data-Driven Decisions(データドリブンの手法)
- Prepare Data for Exploration(データの取扱)
- Process Data from Dirty to Clean(データクリーニング)
- Analyze Data to Answer Questions(データ分析)
- Share Data Through the Art of Visualization(データ可視化)
- Data Analysis with R Programming(Rプログラミング)
- Google Data Analytics Capstone: Complete a Case Study(ケーススタディ)
概要からはじまり、分析のステップ順に説明されています。
すでに馴染みがあるトピック等は、すぐにテストに挑戦してみてもいいと思います。
感想(よかった点、注意点)
<よかった点>
- データ分析について、幅広い知識を得ることができる
- テストに何回でもトライできる(3回以上不合格だと24時間の制限がつきます)
- キーワードや教材等の一部がPDFでダウンロードできる
- Googleがつくっているので、教材や図のデザインがかわいくて見やすい
<注意点>
- 教材はすべて英語なので、翻訳は使用できるものの少しわかりにくい
- オンライン教材なので、本での学習と違い、書き込み等ができない
- SQLやRの説明もあるが、実際にプログラミングを行うには、別に学習が必要そう
- Pythonはコース内にはありません。
初心者の方には、とてもいい内容だと思います。
私はSQLは少し勉強したことがあったので理解できましたが、Rは初めてでよくわからないところが多かったので本を買い、勉強しました。英語での学習は大変ですが、データ分析に関わる英単語や表現方法は勉強にはなりました。